オロロンラインをドライブ [道北]
以前の記事で何度か「北海道をドライブするなら道北」と薦めてきたが、先日稚内までドライブ…いや、出張したので、せっかくだから帰り道に運転しながら携帯で写真を撮ってみた。
写真は日本海沿いを走るオロロンラインの天塩から留萌の間で撮影した。ちなみにオロロンとは天売島に生息するオロロン鳥の名前をいただいたものである。
☝羽幌町の入り口でオロロン鳥がお出迎え
☝風力発電の風車が多い
皆さんは危ないので真似しないでね(←自分もだろ)
それからこの道はどこかで必ずパトカーが身を潜めて待ち構えているので、スピードの出し過ぎには注意してね。
道北へ出張(ほとんどドライブ) [道北]
先週、仕事で道北まで行って来た。かなりハードスケジュールであったのだが、実際は仕事している時間よりも、移動で車を運転している時間の方がよっぽど長い。かなり非効率的なのだが、場所が場所だけにいたしかたない。
今回はそんな道すがら、運転しながら携帯で撮影した「道」の写真をご紹介したい。これで道北がどんなところか、雰囲気だけでも分かってもらえるのでは?
とにかく人の気配がほとんどない。ちなみに昨年の今頃、ここでスピード違反して北海道警察に捕まった。
こんな真っ直ぐな道のところもある。海に向かって風力発電の風車が回っている。
ちょっと山に入ると雪が残っている。
夕方になり、ようやっと札幌に帰れると、ホッと一息。
まぁ、こんな感じ。でも、これからの観光シーズン、北海道にドライブが目的で訪れる方には、道北の道が一番面白いと推薦したい。海沿いの道もいいが、山に入ると白樺の林を抜ける道が素敵である。あまりスピードを出さず、左右の風景にも気を配っていれば、キタキツネや鹿に出会える確率が高い。もしかしたらヒグマにも…?
秋の色 [道北]
今週はずっと道東・道北に出張していた。札幌にいるとあまり実感していなかったが、北海道はもうすっかり秋。春の訪れは遅いけど、秋は早くもやって来ている。草木も夏の緑から秋の黄金色に変わりつつある。あと半月もすれば紅葉の見頃になってしまうのだろうか。
ちょっぴり切ない気分に浸りながら、日本で一番早い秋を目に焼き付けた。
北へ! [道北]
一泊2日で宗谷に出張して来た。前から行きたかったのだが、雪深い場所に行く勇気がなかったので、漸く雪が少なくなってきた今なら、ってことでひたすら北に向かった。
でも道路以外はまだ雪に覆われている。
こんな光景を横目に向かう先は稚内。日本最北端の市である。
実は絶対行ってみたい場所があった。
宗谷岬
日本最北端の地である。いよいよ北の果てに到達するんだと思うと心がときめいた。ついついアクセルを踏む右足にも力が入る。海沿いの道をひたすら走って…
到着!
2009年3月17日15時5分、僕は日本の一番北に立っていた。
言い方を変えれば、僕はこの時、日本人で一番北にいる人間ってことになる。
何だか凄いことに思えてきた。だって一瞬とはいえ
日本一!
なんである(船とかにいる人は除く)。
記念に宗谷岬の公園にある公衆便所で小さい方をした。
これだって
「僕は日本中で小便している人の中で、一番北でしている人間」
ってことなのだ。
とにかく感動の嵐である。
しかし帰宅して写真を整理していて気がついたのだが、宗谷岬にあった土産物屋の写真、左の看板に最北端到達証明書がもらえるって書いてあった。
その場では全く気がつかず、もらい損ねてしまった!
ガッカリ…
留萌出張記(後編) [道北]
(前の記事からのつづき)
夜、ホテルの部屋から窓の外を覗いてみると、僕が一番恐れていたことが…
雪が降ってきた!
これだけは勘弁してほしかった。天気予報で何とか大丈夫そうだったから来たというのに、見事に裏切られた。札幌のような都会と違い、こんな田舎町で雪に降られてしまっては、いったいどうなってしまうのだろうか、不安でいっぱいである。でもそんなに大した降りではなかったので「何とかなるさ」と持ち前の能天気さで自分を納得させて眠りについた。
朝、外を見てみると
まっ白。
今日は留萌を出発し、羽幌に立ち寄ってから遠別まで行って、引き返して留萌を通過して札幌に帰るつもりでいた。
が、果たしてそこまで行けるのか、行って札幌まで帰れるのか、それともここで撤退して即札幌に帰るべきなのか…いろいろな考えが頭の中を駆け巡ったが、とりあえず羽幌に向かってみることにした。で、車に乗り込もうとホテルの外の駐車場に出てみると
車は雪の中に埋まっている。半べそかきながら雪を払って車をスタートさせる。
滑ること、滑ること…
完全にビビリモード。運転でこんなに緊張したのは若葉マークを付けていた頃以来。重く覆われた厚い雲で朝なのに薄暗い。雪はこちらに向かって降りかかり視界が遮られる。道路は滑り、ブレーキを掛けてもなかなか停まらない。
こんな状況では写真を撮るどころではない。ハンドルを握る手は知らず知らずのうちに強く握りしめている。本来は絶景のはずの海岸沿いの道をひたすら北上。すると次第に雪が止み、晴れ間が出てきた。留萌からずいぶん走ったので天候が変わったのだろう。道は降り積もった雪から、解け始めてドロドロになったシャーベット状に変わった。でも、これがもっと滑る。視界は良くなったが、足元はさらに不安な状況。もう目的地に着いた時にはヘトヘト。朦朧としたまま仕事を終え考えた。
限界!
勇気ある(?)撤退をすることに決め、再び今来た道を反対方面へ。札幌まで推定4時間。帰り道はとりあえず車道はほとんど雪が溶けていたので、少し余裕もでき、道端に車を停めて写真を撮ってみた。
海岸沿いの丘の上には風力発電の巨大な風車。なかなか壮観である。反対方向に向かっても一枚。
本当はもっと素晴らしい景色の場所もあったが、残念ながら停車する場所がなかった。そうこうしながら、留萌に向かっていくうち、まただんだん暗くなっていく。そして再び雪。どうやらこの辺りはずっと振り続けていたらしく別世界。地獄に逆戻りである。迂回するともっと悪条件の道になってしまうので、このまま行くしか方法はない。視界は最悪、道は真っ白でどこが道なのかよく分からない。こんな時に大型トラックが飛ばしているので怖い。
ヤマカンで走り続け、留萌を通り過ぎ、山脈を越えると嘘のように晴れ渡っていた。山の向こうは雪が降っているなんて想像できないほどの晴れ。既に車はドロドロ、運転手はボロボロである。道央自動車道をフラフラ走って夕方札幌に到着。もうバッタリ。こうして初めての留萌出張は終了したのであった。で、教訓
留萌をナメちゃいかん! (教訓じゃないな…)
留萌出張記(前編) [道北]
つい先日、出張で留萌(るもい)方面に行って来た。札幌を出発し車で道央道をひた走り、途中砂川市に立ち寄り仕事をこなしてから留萌に向かう、およそ130キロ強の行程(下の地図参照)。
で、
途中こんな所を通り
突然の濃霧に悩まされるも
3時前には留萌に到着(写真は留萌駅だがJRは利用していない)。
ひと仕事して、じゃぁ観光でもってことで、落日が絶景と言われる黄金岬に向かった。が…
天候が曇りだったので、案の定落日の「ら」の字もなし。
気を取り直して宿泊するホテル神居岩(カムイワ)へ。何たってここは温泉付き! 会社の金でこんなことができるなんてサラリーマンの醍醐味(?)である。留萌は漁業が盛んなだけに夕食だって
これである。1泊2食に温泉もあって8,700円(会社が出すんだけどね)。
ゆっくり温泉で疲れを癒し、満足な1日目が終了。しかし順調なのはここまで。2日目は一転、とんでもない事態となったのであった
(つづく)