さよなら【最終回】 [雑記]
いよいよ引越しの時間が迫ってきました。当ブログもこれが最終回。これから荷造りを進めるのでネットできる環境でなくなります。
最終日になって昨晩から他に2つほど記事をアップしました。どうにも往生際が悪い私です。こんなことならもっと頻繁に記事を書いとけば良かったと反省しても後の祭り。相変わらず無計画な自分が情けない。
こんなブログにお付き合いくださった方々に深く感謝いたします。移住先は名古屋ですが、その様子はもうひとつの本家のブログに書きたいと思います。
ではみなさん、さようなら。そして、さよなら札幌。
(終)
小樽好き [観光地]
小樽に行くのが好きだった。時間があれば快速列車に乗ってフラリとおよそ30分。
では小樽の何が目的かと言えば、別に運河や寿司屋やオルゴール店に行きたかった訳ではない。小樽までの列車の旅が好きだったのだ。日本海側の海岸線ギリギリに走る函館本線。都会の札幌から僅かな時間で車窓風景はガラリ一変。手軽に味わえる旅気分。ぼんやりと海を眺めていると良い気分転換になった。
ちなみに列車は札幌から小樽に向かう場合、右は絶景の海原が広がっているが、左は崖の岩肌しか見えず、位置取りで景色は雲泥の差になってしまうので、絶対右側の席をキープしよう。できなかったら…一本待つか。
(夏の写真を撮ってなかった…ガクッ)
最後の最後に買ったもの [土産物・特産品]
いよいよ北海道を離れる日も近づき、「何か記念になるようなもの」を買いたい気分になった。今まで当ブログでチープなものを幾つか買って紹介してきたけど、今回は「記念になる」ちゃんとしたものを選びたかった。鮭咥えた木彫りの熊…は最初から頭になく、もっと想い出になるような品…
と、考えて閃いたのがこれ
鞄工房「いたがき」のサドルシリーズのバッグ
このブランドはよく飛行機の機内誌に紹介されていたので以前から気になっていた。しっかりした革製品で、職人が作る手作りの逸品。たしか機内誌の記事を読んだ記憶では、元々馬具を作っていた会社だったはず。だから馬具のようなデザインになったんだとか。
もちろん本革の手作りだから安くはない。けど、スペシャルな記念品なら少し奮発してもこれしかないように思えてきた。赤平市にある「いたがき」の鞄は確か狸小路で扱ってる店があったな、と思い狸小路にGo! やっぱりあった土産物屋の2階にある「ななかまど」という店。フロアには道内企業の多くの革製バッグが並んでいる。その中から選んだのが上の写真の「いたがき」の鞄。この小さめなサイズが街歩きには最適。最近の相棒、「PENTAX『Q』」(デジカメです)を入れて歩くにはピッタンコじゃん、と思え、ほとんど悩まずこいつに決めた。
スペシャル企画としては最高なチョイスじゃん、と自画自賛しながら帰宅し、ネットで「いたがき」を調べてみたら…新宿や京都でも買えることが判明。正直なところ「北海道しか買えないから」と思ってこれにしたつもりだったけど…ちょっとショック。でもまぁ、かなり気に入ったので「それはそれでよし」…と思うことにした。
ちなみに店員さんにはサービスで名前を彫った革のタグをつけてもらった上に、「男性なら肩ひもを短めにするか長めにするかして掛けた方がカッコ良く見える」とファッションアドバイスを頂戴した。僕は長めにしてお尻辺りに鞄がくるようにして持ち歩きます。アドバイスありがとう。
異色のコラボ [土産物・特産品]
以前訪れた苫小牧市にあるウトナイ湖の道の駅。ここで、(多分)ここしか売っていない土産物を発見し購入した。それが何とも奇妙なものだったのでご紹介したい。
ホッキ貝&白鳥 <キーホルダー>
この辺りでよく獲れるホッキ貝。ラムサール条約に指定されているウトナイ湖に飛来する渡り鳥を代表して白鳥。これを無理矢理くっつけたもんだから、こんな違和感ある姿になってしまったんだね。
まぁ、つけて歩こうとは思わないけど…(いつもこのパターン)
それにしてもウトナイ湖は結構お気に入りの場所だった。鳥も人間もまったりできて、緩やかな時間が流れるオアシスのような場所。鳥は人間が近づいても全く動じないで羽を休めている。
道の駅の横には鳥獣保護センターもあり、野鳥の知識を深めたり、設置されている望遠鏡でバードウォッチングもできる。新千歳空港から近いので、観光で訪れた方も足を延ばして、ちょっとの時間羽を休めてみてはいかがだろうか。