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いきなり観光旅行(鉄道員 ぽっぽや) [観光地]

先日仕事で南富良野へ。ラベンダー畑で有名な富良野市ではなく、その隣の小さな町である。

会社の車で札幌を朝に出発し、赤平に寄ってひと仕事してから富良野を通って、ようやく南富良野に到着した頃には2時を過ぎていた。道の駅で遅い昼食をとっていると、ふと目に入ってきた近隣の観光地図。そこにはすぐ近くに映画『鉄道員(ぽっぽや)』が撮影された幾寅(いくとら)駅があると記されている。映画好きとしては、そうならば行かねばなるまい。ということで仕事は早く済ませて幾寅駅へと向かった。

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実は幾寅駅は無人駅。古びた駅舎は撮影に使われてからそのままにしてある様子で、看板は『幾寅駅』ではなく『幌舞駅』となっている(駅舎のはじっこに小さく幾寅駅の看板がついている)。

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駅舎の中にはいってみると『鉄道員』の撮影に使われた小道具や出演者のサインが展示されており、ミニ資料館になっていた

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それにしても誰もいなくて不用心なんだけど…

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健さんのサインは筆で書かれていた。カッコイイ!

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ホームに出てみるとこんな風景。

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駅の周りにもロケで使われたセットが残っている。でもセットと言われなければ普通のボロい家に見えてしまう。映画屋さんは凄いな…

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こんな感じで「いきなり観光旅行」は終了。

でも『鉄道員(ぽっぽや)』、観てないんだよね~。

幾寅駅.gif


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藻岩山登山記 [観光地]

藻岩山B.jpgなんてね。ほとんど乗物に乗って登ったんだけどね。

藻岩山は札幌の中心街からすぐの場所にある標高531mの山。ここから市街を見下ろす景観は有名で、市民なら誰でも一度は登ったことのある山(僕の会社の同僚を調査しただけなのだが)。先日の暇な休日の昼下がりに、急に思い立って行ってみることにした。

何たって僕の住み家の最寄駅から市電に10分乗り、『ロープウェイ入口駅』で下車して歩いて10分で藻岩山ロープウェイ山麓駅に到着する近さなので、散歩気分で行けちゃうのである。以前市電を取り上げた記事で、沿線に有名な場所がないと書いてしまったのだが(→記事)、ここだけは観光客も利用することがあるだろう。ちなみに市電を利用する場合は、その日が土曜・日曜・祝日なら300円で一日市電を乗り放題の切符があるので利用することをお勧めする。

で、難なくロープウェイの駅に到着し、そこから約10分で中腹まで辿り着く。さらに頂上までは夏場はリフトも動いているようだが、冬場はキャタピラのついた小型バス(シャトルバス)で雪の山道を登る。上りは約10分、下りは5分くらいの所要時間。かくして楽して頂上の展望台に到着。

ここに建物があり、屋上が展望台で、建物内は土産物屋とレストランになっている。早速らせん階段で屋上に出てみると…

すげぇ!

藻岩山018B.jpg 

絶景である。

写真では素晴らしさを伝えきれないのが残念だが、札幌市街はおろか、広大な石狩平野の遥か彼方まで見渡せる。障害物らしいものはないので、本当に凄い大パノラマが眼下に広がっている。ここに立つと

だって地球は丸いんだモン!

ってな古い歌のフレーズが実感できる。地平線までバッチリ見える。

でっかいど~ ほっかいど~

と叫びたくなる。展望台マニア(いつから?)として、いろいろな場所の展望台を経験してきたが、ここは国内で5本の指に入ることは間違いないと確信できる素晴らしさである(話半分で読んでください)。

景色を堪能した後は下のレストランでちょっと遅めの昼食。普通観光地の食事なんて期待できないものだが、ここは違った。ドリアを食べたのだが

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美味い!

ちゃんとしたレストランで、味も満足いくもの。多少値段が高めなのはしょうがないが、味と店の中の雰囲気も満足いくものであった。このレストランは大きなガラス張りになっているので、眼下の景色を楽しみながら食事ができる。特に夜景を見ながらが店のお勧めのようで、カップルで行くなら最高かもしれない。

大満足でぜひ観光客にはお勧めしたいスポットであるが、僕自身が今回は日中に行ったので、次回は夜に行ってみたい。函館ほど有名じゃないけど、きっと素晴らしい夜景が見られることだろう。


タグ:藻岩山 札幌
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千歳サケのふるさと館 [観光地]

ふるさと館外観.jpg北海道の魚と言えば、まっ先に思いつくのがサケ。そのサケに纏わる水族館があると知り、ちょっと足を延ばして千歳まで行ってみた。正式名称は『千歳サケのふるさと館』と言い、割と小ぶりな水族館である。

 

 

 

 

ニジマス.jpgここはサケの仲間を中心に、支笏湖を源流とする千歳川の魚を展示している。

でもサケはどこに…

 

 

 

 

水中観察室.jpg実はサケは水槽の中にはいない(サケの仲間はいるんだけど)。館内を進んでいくとたどり着くのが水中観察室。実はこの水族館は千歳川に面しており、地下に進んでいくと千歳川の中が直接見られる場所になっている。

が…何もいない。

サケが産卵のために海から川へと戻ってくるのが秋。もう1月は既に産卵を終え、サケもいなくなってしまった様子。残念に思いながら水中観察室を後にしようと思ったら…

 

いた!

さけ01.jpg 

しかし、産卵を終えた弱ったサケ。彼らは産卵を終えると精力を使い果たしてしまい、死んでしまうのだ。目の前の雄と雌も寄り添いながら「その時」を待っているかのよう。

 さけ02.jpg

鱗は抜けてしまい、ボロボロである。あとどのくらい生きられるのか。不憫に思いながらも何もしてやれないもどかしさ。無常観を感じながらも自然の不思議を体感して水族館を後にした。

インディアン水車.jpgこの『千歳サケのふるさと館』はあまり観光ガイドには載っていないかもしれない。新千歳空港から車で約10分程度。歩いてもJR千歳駅から10分。『道の駅サーモンパーク千歳』に併設されている。できればサケが産卵のため海から戻って来る秋に行ってみるのがベスト。インディアン水車でサケを捕獲する様子も見られるらしい。僕も来秋にもう一度行ってみようと思っている。

 

千歳サケのふるさと館HPはこちら


タグ:千歳 サケ
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さっぽろテレビ塔 [観光地]

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大雪だった翌日、寒いけど気持ちよく晴れ渡ったので散歩に出かけ、その内に視界に入ってきたテレビ塔に気まぐれで登ってみることにした。約90メートル上空からの展望はこんな天気の日がうってつけである。

まず3階までエレベーターで上がり、そこから展望台へのエレベーターに乗り換えて約1分で到着。高所恐怖症ぎみの僕には足の竦む思いではあったが、好奇心がそれに勝った。いやぁ、予想通りよく見える。

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南側、すすきの方面の様子。遥か恵庭岳までくっきり見える。右奥にそびえるのが藻岩山。ここの山頂から街を見下ろすのも絶景らしい(まだ行ってない)。

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南西方向、自分の住んでいる方向。矢印の辺りにあるマンション。ちなみに円筒形の高いビルはプリンスホテル。

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西側、テレビ塔からの景色では定番の構図。大通り公園では夜にホワイトイルミネーションという催しを開催中。真正面の山の斜面には大倉山シャンツェがかろうじて見える。

まぁ、だいたい絵になる風景はこれくらい。あまり高いビルがないので、遠くまでよく見える。このテレビ塔は1957年にオープンしており、50年を超えている。同じテレビ塔の東京タワーよりも先輩なのである。そのくらい経つと出てくるのが建て替えの話。さっぽろテレビ塔にもそんな計画があるという。カッコいい近代的な建物もいいが、札幌の風景からこの愛嬌のあるタワーが無くなってしまうのは惜しい気がするのだが…


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